
タマネギの主な種類と特徴
タマネギは収穫までの期間や保存性によって大きく3つに分けられます。
それぞれの特徴を知ると、栽培計画や料理用途に合わせて選びやすくなります。
1.極早生(ごくわせ)・早生(わせ) 収穫時期:3〜4月
特徴:皮が薄く柔らかく、水分が多く甘みが強い。辛味が少ないためサラダや生食向き。
保存性:短く、収穫後は早めに食べる必要あり。
品種例:
- マッハ(低温でも育ちやすく初心者向け)
- サラダ玉ねぎ(甘みが強く生食向き)
- トップゴールド305(3月から収穫可能な極早生)
2.中生(なかて) 収穫時期:5月中〜下旬
特徴:早生より辛味があり、加熱調理に向く。
保存性:数カ月程度保存可能。
品種例:
- ネオアース(病気に強く保存性良好)
- アトン(大玉で耐腐敗性が高い)
- ケルたまルビー(赤玉でアントシアニン豊富)
3.晩生(おくて) 収穫時期:6月上旬〜中旬
特徴:球がしっかり締まり、長期保存に最適。炒め物や煮込み料理に向く。
保存性:最長9〜10カ月保存可能。
品種例:
- ケルたま(ケルセチン豊富で健康志向向け)
- もみじ3号(半年以上保存可能で大型)
- パワー(大量収穫・長期保存向き)
💡 選び方のコツ
すぐ食べたい&生食派 → 早生
加熱料理メイン&数カ月保存したい → 中生
長期保存&まとめ作り → 晩生
複数の品種を組み合わせると、春から冬まで自家製タマネギを楽しめます。
タマネギの種蒔き・苗
種蒔きは9月